とにかく使える、Uチップのことです!
円安も悪影響して、とにかく革靴が高い…。"良い靴は素敵な場所へと連れて行ってくれる"と言うから、頑張ってたくさん靴を買いたいけど、そうもいかない……。
なんなら、ビジネスでもカジュアルでも履けるような一足をみつけて、乗り切っていくのが現実的。
ということで、第177弾ではビジネスでもカジュアルでも使える万能選手、エプロン フロント ダービーをピックアップしてみます。
エプロン フロント ダービーとは、1930年頃のイギリスにて原型が誕生したカントリーシューズで、つま先、甲前部(ヴァンプ)にU字型にカーブを描いた、モカシン縫いが施された外羽根のシューズ。
ステッチで囲われた部分を「エプロン」と読んだため、この名前がつきましたが、ノルウェーの漁師が陸上で履いた靴に由来することから「ノルウィージャン・ダービー」、アメリカや日本では「Uチップ」や「Vチップ」などステッチの形状で呼ばれたりします。
本来はカントリーカジュアル用の靴でしたが、現在ではスーツに合わせたり汎用性が高まり、ビジネスのカジュアル化も追い風になって多くの人気モデルが登場しています。
では話をクルリンパと戻して、エプロン フロント ダービーの投稿5選をご紹介していきます!
オールデンのアンラインド モック トゥ オックスフォード
まずは、17度目の登場となる @masa_nordiclifeさんの投稿から。オールデン(ALDEN)の「#56107 アンラインド モック トゥ オックスフォード(Unlined Moc Toe Oxford)」です。
オールデンの"モディファイドラスト"を流行らせたと言っても過言ではない、アナトミカ。
そんなアナトミカが別注したのが、ホーウィン社のブラックコードバンをまとって、アンラインド仕様で仕上げたモックトゥ。
現在オールデンのコードバンは発注から数年経っても入荷してこないのですが、なんと! @masa_nordiclifeさんが手にしたのは、アナトミカ札幌がオ-プン前にオーダーしていたもので、12年を要してやっと届いたというモデル。干支一周待ちという、かなり恐ろしいハナシです…。
アンライニング仕様のコ-ドバンは、強度が必要なことから、質の良いコ-ドバンのみでしか作ることができないため、今後登場することはほぼない幻に近い一足になりそう。
そんな希少なモデルを@masa_nordiclifeさんがどんな風に履きこなしていくのか、気になります。
大切に履いて欲しいですが、どんな経年変化を遂げるのか気になるので、またたくさん投稿をお願いします。