最近人気薄いけど、じつは使える一足です
新年度ということで正統派の黒い革靴を選んでいるうちに、自然と背筋が伸びて、やっぱりビシッと革靴を履くことが心地好くなったという方も多いのでは? そうなったら、基本のキを押さえておかないわけにはいきません。
ということで、第176弾では黒のプレーントゥをピックアップしてみようかと。
#靴魂を読んでいて知らない方は ほぼいないかと思われますが、プレーントゥとはトゥ(つま先)部分に縫製や飾り穴が施されていない靴のデザインの総称。
1930年代にアメリカの郵便配達員(ポストマンシューズ)や海軍でも採用され、1960年頃にはスーツに合わせる革靴として人気を博します。
その後ビジネスシーンでは必携とされ、オフでも使い勝手が良いとされたとされましたが、最近はキャップトゥ オックスフォード(内羽根のストレートチップ)の格式の高さ&使い勝手の良さに押され気味…。じつは、#靴魂でもプレーントゥの黒を投稿なさる方は意外に少ない……。
とは言え、やはり欠かすことができない重要な靴のひとつであることには違いありません。
では話をクルリンパと戻して、黒のプレーントゥの投稿5選をご紹介していきます!
ジョセフ チーニーの「ウェイⅡ」
まずは、19回目の登場となる@beniijmionebさんの投稿から。ジョセフ チーニー(JOSEPH CHEANEY)の「ウェイⅡ(WYE Ⅱ)」です。
シンプルで、丸みを帯びたプレーントゥが特徴的な「ウェイⅡ」。
ラスト(木型)12508は、2009年に制作され、ボリュームがありながらもバランスの良いフォルムが特徴で、世界的なベストセラーである「TWEED C」「AVON C」にも採用されています。
安定感のあるヒールカップの大きさとボリュームのあるトゥシェイプなど、まさにブリティッシュカントリーな佇まいです。
アッパーに使用されているのはポリッシュドブラックカーフで、柔らかく厚みのあるため足馴染みが良く、履き始めからストレスなく履けますし、防水性にも優れて雨などにも対応可能なのが魅力です。
@beniijmionebさんの「ウェイⅡ」はイイ感じに履き込んだシワと味が出始めていて、今後の成長が楽しみ! タフな一足なので、ガシガシ履いては愛でて、@beniijmionebさんだけの一足に育てあげてください。
その様子もたくさん投稿してくださると嬉しいです。