Paypayは15日、何らかの障害が発生し、午後0時15分頃から利用できない場合があると明らかにした。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。
「お昼時だったこともあり、PayPayで済ませようと思っていた会計ができないなど、混乱が起きていたようです。SNSでもトレンド入りしていましたね。キャッシュレス社会では、こういった障害が起こることは、少なくありません。予備の支払い方法を考えておかなければなりませんね」。
ペイペイは電話番号さえあれば、簡単に送金できるため、ワリカンなどに使われることも多い。
「1円単位でのワリカンは、何かと面倒臭いモノです。それがPayPayなら楽にできますよね。若者の間では当たり前、中高年でも広がりつつあるんじゃないでしょうか」。
そんな新たな技術をどんどん取り入れる人とは対照的に断固としてPayPayをはじめとするキャッシュレスを使わない人種がいるのも事実だ。
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花村直子さん(仮名・46歳)は、ファミレスでパートをしている。昨今の人手不足も相まって、セルフレジが導入されたと話す。
「レジに時間を取られないから楽になると思ったのですが、実際のところ上手に使えない人たちが一定数いることもよくわかるようになりました。お年寄りは本当に二分されますね。サクサク使う人と、使うのにすごく時間がかかって、挙句人を呼ぶ人と」。
直子さん自身もセルフレジには、なかなか慣れないので気持ちがわかると話す。
「確かに歳を重ねると新しいことへの対応に時間がかかりますよね。その気持ちはすごくよくわかります。でも使わないとこれからの社会では生きていけまんよね。特に私の家の周りはコンビニもスーパーも100円均一もセルフレジに代わっています。やるしかない!と挑戦して、最近ではやっとできるようになってきました。まだまだ戸惑うこともありますけどね」。